Shiawasetodoke’s blog

人間万事塞翁が馬

我々は21世紀の「戦前」に生きているのだという自覚を持て

 日本に対する中国の侵略工作がいよいよ露骨さを増してきている。

 尖閣諸島周辺の海域に中国海警局の船が毎日のようにやってくるという示威行動は言うに及ばず、全国各地の防衛施設や原発関連施設周辺の土地を買い漁られ、大阪市をはじめ各都市の発電施設が上海電力に乗っ取られ、中国製の監視カメラで日本人の生体情報が吸い取られ、米国に撃ち落とされた後も日本上空には平然と気球を飛ばして監視を続け、何の罪もない日本人をスパイ容疑で拘束して人質として利用する等、中国の侵略工作がいよいよ露骨さを増している。

 そんな中、4月10日に開催された日中高級事務レベル協議において、中国高官が「尖閣や台湾は中国の領土であり主権の問題だ。日本は口を慎め」と不遜極まりない態度で日本を恫喝する始末である。

 これに対して未だに日本側が反論したとの話は伝わってこない。

 相手の態度を見て、弱い と思ったらどこまででもつけ込んでくる、というのが彼の国のやり方である。

 台湾有事はもう そこまで来ている。

 我々は21世紀の「戦前」に生きているとの自覚を持ち、その日に向けた備えを早急に整えておかなければならない。